オーストラリアのゴールドコーストにて、ペルビックストレッチワークショップが開催された。
日本から会いに来てくれた、同業で友人である三好典子インストラクター にお願いしたのである。
4泊5日の弾丸ツアーの中、快く引き受けてもらった。
骨盤の歪みを整えるエクササイズ、 恥骨結合部を締めることによって小尻になるエクササイズ、 仙骨に刺激を与え骨盤の捻れを整えるエクササイズなどを行った。
参加された皆さんからは、「楽しかった」、「普段意識していない筋肉を使えた感じがする」、「今後も活用していきたい」、「また受けたい」とのフィードバックをいただいている。
ワークショップに参加された皆さんの大半が、いつもは私のBoot Camp に参加されている方であり、アウターマッスルを鍛えることには慣れていらっしゃる。今回、ペルビックストレッチにより、インナーマッスルを意識していただけたのではないかと思う。
アウターマッスルとは、表層にある比較的大きな筋肉(大胸筋、大殿筋、大腿四頭筋など)のことを言う。アウターマッスルを鍛えると、基礎代謝を上げたりパフォーマンスの向上やダイエットなどにつなげることができる。 一つ一つの筋肉が大きいため、強大な力を出すときに使う、関節を動かす役割を持っている。ウエイトトレーニングなど、筋トレで鍛えることが出来るため、体格が大きく変わるなど、見た目が変化しやすい特徴がある。
インナーマッスルとは身体の深いところに位置する深層筋、体幹深層筋群(腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群など)のこと。長時間姿勢を保持し続けたり、安定した動作、方向や力の調節などの微細なコントロール、柔軟性のあるしなやかな動き、バランスの保持やバランスを崩したときに立ち直る動作などをサポートする筋肉である。インナーマッスルが弱いと、正しい姿勢を保つことができない・骨盤の歪み・腰痛などの痛みが出やすくなる・内臓下垂など様々な症状を引き起こす。 反対にこのインナーマッスルを鍛えると、姿勢の改善・運動機能の向上・基礎代謝アップ・痛みの予防改善など様々な効果が期待できるのである。
長い時間活動し続けられることや、バリエーション豊かな姿勢や動作を行うにはインナーマッスルとアウターマッスル双方のバランスのとれた働きが必要となってくる。
私にも必要であるが、クライアントの皆様にも今後インナーマッスルもしっかり鍛えていっていただきたい。
この日は、ペルビックストレッチの前に、私のBoot Camp も行った。
↑ これは私のレッスン、Boot Camp 友人が参加してくれた嬉しさもあって、 ちょっと張り切り過ぎて激しめの プログラミングになってしまったかも(笑) 翌日、皆さんの筋肉痛が 半端ではなかったとのこと・・・
このワークショップの日は自宅スタジオ Swan Studio にてレッスンを行ったのだが、典子インストラクター がゴールドコースト滞在中は、ゴールドコーストの友人の善意により、サウスポートにあるタワーマンションの彼女の一室を貸してもらい、スパやサウナ、ジムが付属するホテルのような暮らしを堪能できた。私にとっては、4日間自宅を離れることができ、ちょっとしたホリデー気分を味わえた。
観光スポットとしては、カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリ (Currumbin Wildlife Sanctuary) という動物園に行った。
コアラを抱っこしての撮影。プロに仕上げてもらう写真はやはり全然違う!
久々に少女の気持ちに戻れた
そして、私が趣味として始めて2年目になる合気道にも参加してもらった。
器械体操を長年やってきた彼女の動きはやはり美しい。 初心者とは思えない!
Gold Coast Budokai Aikido Kitayama Dojo にて。
オーストラリアに来て、わざわざ和の文化を経験してもらったわけである
でも、日本にいたら敢えてやらないと思う。
私も日本にいたら、やってなかったと思うから。
お国を離れてこそ、お国の伝統の良さが分かるというものだ。
典子インストラクター の感想は、「合気道のイメージが変わった。こんなに優雅で気品があるものだとは思わなかった。興味が湧いたし、心惹かれるものがある」とのこと。
こんな風に合気道の良さが伝わっていくといいなと思う。
そして、Globe Health Club にて、私のZUMBA にも参加してくれた。
うちのボスのワンコ、Stormyと戯れるの巻 「ネバーエンディングストーリーのファルコンに似てる」とのこと 私もそう思う
Globe Health Club についてはこちらからどうぞ → 月会費なしで都度利用できるスポーツクラブ
おまけに、
私の行きつけのマッサージ店、For Health Acupuncture and Natural Therapies を紹介。私は月に1~2回程度、1週間の疲れを取ってもらうべく、10年以上のキャリアを持つ台湾人のブライアン氏にリメディアルマッサージをお願いしている。
エクササイズのし過ぎでガチガチに固まってしまう腿や脹脛だが、彼の手によって毎回柔らかく解してもらえる。
彼はカッピングやリフレクソロジーもできるということで、今回典子インストラクター はリフレクソロジーを体験。
じつは、典子インストラクター もリフレクソロジーのセラピストでもある。海外のリフレクソロジーを体験したいとのことで訪れたわけである。
私は終始横に付き添い、ベラベラ話しかけていて、リラックスタイムの邪魔をしていた
典子インストラクター 、ブライアン氏の腕に大満足だそう。
あっという間の4日間であった。
寝食をずっと共にしていたのだが、私とはまた別の食事制限をしている彼女は、こんな特殊な私の食事(スーパー糖質制限)を理解してくれていて、いつもと変わらない食生活をさせてくれた。体重計に乗れない日が4日続き、不安感があったが、おかげさまで太ることなく、むしろ痩せていたよう 彼女にとても感謝している
↑ 現在、私はクライアントと共に、10週ダイエットプログラムにチャレンジ中である。
10週ダイエットプログラムについてはこちらからどうぞ → 10週ダイエットプログラム
典子インストラクター とは、エアロビクスインストラクターの養成コースに通い出した頃から知り合い、かれこれ23年の付き合いになる。このフィットネスフィールドでは、同業者は競争心が邪魔をしてなかなか真の友達にまで発展することがない(日本だけではなく世界共通のような気がする)のだが、彼女は別である。
いまだに国を超えても、腹を割って、仕事を含め様々な相談ができる存在だ。
次回は私が日本に一時帰国した際に、彼女のレッスンにお邪魔したい。