中年女性の体型の悩みとは?
20代までのダイエットは食事制限や少しの運動で簡単に綺麗に痩せられていたけれど、30~40代に入ると単に体重を落とすだけでは(そもそも体重1㎏すら落ちなくなってくるのだが)、以下のような中年の悩みは解決されないことが多いのではないだろうか?
1・バストが垂れてきた。下着をつけたとき、脇から余分な肉がはみ出てくるようになった。
2.猫背になってきた。姿勢が悪くなってきた。
2・背中に脂肪がついて後ろ姿がおばさんっぽく見えてくるようになった。
3・ウエストのくびれがなくなって寸胴になってきた。
4・下っ腹が出てきた。
5・太腿に脂肪がついてきてお尻も大きくなってきた。垂れてきた。
ここでちょっと考えて見てほしいのだが、あなたが相手を見る時、何が一番最初に目に入るだろうか?体重や年齢よりも見た目ではないだろうか?人は見た目が9割と言われるように、本当は数字よりも見た目の方が重要なのである。
だから、極端な肥満ではない限り、中年女性にはとくに体重よりも見た目を気にしてほしいのである。
SWAN FITNESSダイエット塾が行っている30日プログラムでのクライアントの結果を見ても、体重ではないのだということがよく分かる。
中年女性はなぜ太るのか?
女性は閉経前に、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の量がゼロに近づいていく。エストロゲンの分泌が少なくなってくると、皮下脂肪からエストロゲンを作ろうとするため、お腹や腰回りの皮下脂肪がつきやすくなる。 これがいわゆる女性の中年太りである。
体重がほとんど変わらないのに見た目が痩せるという現象は、筋肉と脂肪の違いに起因する。筋肉は脂肪よりも密度が高く体積が小さい。そのため、筋肉が増えると体重が増えても見た目はスリムになるわけである。
そして筋肉は脂肪と違って身体のエネルギーを常に必要とするので、筋肉が多いと基礎代謝が高くなる。基礎代謝が高くなると、少し食べ過ぎて体重がちょっと増えた日があってもすぐに戻せるようになる。食べるのが好きな人は絶対に基礎代謝を上げるべきである。
特に、筋トレを始めたばかりの人は筋肉が増えやすく、大きな変化がよく見られる。
以下、30日チャレンジ過去のクライアント3人の比較写真である。3人ともチャレンジに初参加であった。
体重それほど変わらず見た目がこんなに変わる!
【50代前半女性の場合】
体重差 -2.5㎏
【30代半ば女性の場合】
体重差 -1.3㎏
※左がBeforeで右がAfterである。
【30代後半女性の場合】
体重差 ±0.0㎏
※左がBeforeで右がAfterである。
閉経後、女性は何キロ太る?
中年女性の体重は1年で平均0.7kg増加し、閉経するとさらに増えていく。
閉経後の1年で少なくとも体重が2.2kg増える女性の割合は9割だという。
1年で2kgなら大したことないと思うかもしれない。しかし、
45歳から毎年2kgずつ増えていけば、55歳までの10年で20kg増えることになる。
そうならないために、運動習慣を身につけたいものである。
30日チャレンジの詳細はこちらからどうぞ →30日チャレンジ