月別アーカイブ: 2023年1月

ゴールドコーストでステップレッスン再デビュー

2023年1月13日㈮、Globe Health Clubでステップの初レッスンを行った。下の動画はそのときの様子をまとめたものである。

Step with Mayumi
毎週金曜PM 5:30~6:15
『オーストラリアのゴールドコーストのスポーツクラブには、エアロビクスやステップレッスンが存在していません。
なぜなのかは分からないけど、ステップが大好きな私はなんとしてでもステップをここでもやりたく、ステップ台を購入。
自宅の屋外スタジオでステップレッスンを開きました。細々とやらせてもらってますが、早いもので4年半経ちました。
日本のスポーツクラブで大人数で緊張感あるステップを踏んでいた頃も楽しかったですが、こうして少人数で、参加者様個人のレベルに合わせたまったりレッスンもなかなかいいなぁと思っています。参加者様お一人お一人とレッスン中でもコミュニケーションがしっかりとれるのが何より最高です。
ステップラバーが増えるよう頑張ります!!』

これは、YouTubeのステップ動画の概要欄に毎回記載している長いキャッチフレーズのようになってしまっている文である。

正確に言うと、ステップ台を使ったレッスンは存在している。しかし、日本で主流のコリオグラフィーを組んで展開されるエアロビクス的なステップレッスンがないのである。

2015年に異国で初めて勤めたスポーツクラブで担当したのはZUMBA。そこのマネージャーに他にできるレッスンはあるか?と聞かれたときに、ステップと答えたら、ステップはここでは人気がないからダメだと却下された。何も言い返せなかった。

しかし、ステップへの執着心を拭い切れず、まとまった数のステップ台を自ら購入し、こんな風にコミュニティセンターでサークル的なレッスンを行ったこともあった。下の動画は私がYouTubeに初めて投稿した8年前のものである。

このレッスンはステップ台の持ち運びが辛くなってきてしまい、長続きしなかった。

その後、2020年に勤め出した別のスポーツクラブでは、ZUMBAで採用されたが、やはり他にやりたいレッスンは?と尋ねられたので、5年前同様懲りずにステップだと答えた。ダメ元だったが、驚いたことにここではすんなりと受け入れられ、ステップ台を買ってもらえ、この国で初めてステップレッスンを担当することになった。しかし、そのクラブはコロナ禍の煽りを受けて閉店してしまい、私のオーストラリアでのステップインストラクター歴は数カ月で幕を閉じることになってしまった。そして、今後、ゴールドコーストのスポーツクラブでステップをやる機会はないだろうと諦めた。

私がエアロビクスインストラクターとしてデビューしたのは22年前。当時はエアロビクスインストラクターだったらステップレッスンもやって当たり前的な風潮があったが、なんとなく見た目がクールでないと思っていた私は食わず嫌いをしてステップには手を付けなかった。ところが、エアロビクスインストラクターになって3年半経った頃、その時勤めていたクラブのマネージャーから「ステップをやるインストラクターが今誰もいないから、あなたがやって。私がステップを教えるから。」と言われ、無料で一から叩き込んでもらった。やってみたら、物凄く楽しいものであった。今思えば、そのマネージャーには大感謝である。

そのような過去があったからか、ステップには思い入れがあり、ゴールドコーストでは必要とされていないステップがなんだか可哀想に思えてきた。

だから、2018年から自宅でステップレッスンを開くことに決めたのだ。社会で必要とされていなくても、自分がやりたいことであれば、自分で開拓してやればいい。大多数に認められなくていい。好きだと思ってくれる少人数に受け入れてもらえばいい。そんな思いから。

それから数年後の今2023年から再び、Globe Health Club でステップをやらせてもらえることになったのだが、全く期待していなかったので、この展開に驚いている。

Globe Health Club は勤続6年目になる。フリーランスインストラクターなので、他のクラブと掛け持ちで仕事をしていた時期もあったが、スポーツクラブ勤務は現在ではここのみであり、週に8本のレッスンをさせてもらっている。日本でフリーのインストラクターをしているときもそうであったが、インストラクターにとってスポーツクラブやそのメンバーさんたちとの相性というものがある。

昔、日本でエアロビクスインストラクター駆け出しの頃、始めたばかりのスポーツクラブが自分に合うか合わないか見極めるのに、どれくらいの期間を要するか、師匠に尋ねたことがあった。師匠曰く、集客が伸びなかったり、嫌だなと思うことがあったとしても、クラブ側から首にされることがない限り、半年は我慢して頑張ってみるべきとのことであった。インストラクター歴22年になった今、全く同感である。

動画内のレッスンスケジュールは以前のものであり現在は異なる。
現在は下の画像の通りである。

Globe Health Club と自分の相性はとても良いと自負している。働き出して数カ月間、様々な戸惑いはあったものの、その後はスッと馴染んでいけた。場所柄、移民が多いのが良かったのかもしれない。それから、他のゴールドコーストのスポーツクラブに比べ、縛りが少なく自由にやらせてもらえるところが私の性に合っていたのだと思う。

このクラブでもZUMBAインストラクターからスタートしたわけなのだが、昨年2022年の終わりに自分から申請して、ブートキャンプというレッスンも担当させてもらえることになった。

この国に来て、英語に全く自信のなかった私は、レッスン中、言葉を必要としないZUMBAから自分の道を築き上げていくしかなかった。(オーストラリアのスポーツクラブで働くには


ところが、ある程度土台が固められてきたと思える今、自分はZUMBAインストラクターである前に、フィットネスインストラクターであったなと原点にかえりたくなったのだ。

この国に移住する直前に日本で急いで取得したZUMBAインストラクターのライセンス。13年前の当時はZUMBAのことなどよく知らず、正直あまり好きではなかった。しかし、異国でインストラクターを続けるには、レッスン中喋らなくていいレッスンのインストラクターになる必要があったのである(今ではZUMBA好きになっているが)。

そんなわけで、ZUMBAをやることによって、インストラクター生命をなんとか細々と繋いできたわけだが、最近では、本来の自分(日本にいた頃の自分)に戻りたくなってきたのだ。

『英語を話さなくていいからZUMBA』を払拭したくなったのだ。

さて、ステップを担当することになった今回の経緯であるが・・・

2023年、年明け早々のある日、自分のZUMBAの後に入っていたレッスンがなくなっていることに気づいた。

そこで急いでクラブ側に打診してみたのだ。

「ステップ台を買うことはスポーツクラブにとってリスクがあるのは分かっています。でも私に2か月のトライアルのチャンスをもらえませんか?2か月間、レッスンの度に自宅からステップ台を8台持参します。クラブに2台はあるから、合計10台になる。それでレッスンしてみて、メンバーさんが定着するようなら、ステップ台を買っていただきたいのです」的な申し出をした。

この思い付きができた自分にまず驚いた。そして、大それたことを言ってしまったなと後からちょっとブルッたりもしたのだが、なんと!!通ったのである!

トライアルではなく、レギュラーとして正式にタイムテーブルに載せてもらえることになったのである。ステップ台も買ってもらえることに!!

じつはZUMBAに参加してくださっているメンバーさんの中で、私のYouTubeのステップ動画を見てステップに興味を示してくださっている方が数人いらして、クラブ側に掛け合ってくださったという影のサポートもあってのことなのだが・・・

そんなわけで、Globe Health Clubでの初ステップ無事終了!ステップ台はクラブに2台しかないので、自宅から8台持参し合計10台。即ち、9人のメンバーさんしか参加できないはずだったが、マイステップ台を持って来てくださったメンバーさんが1人いらして、10人参加に。クラブのステップ台が揃う日が待ち遠しい。

そして、もうYouTubeの概要欄に冒頭のキャッチフレーズを使わなくてもよくなるのが嬉しくもある。

 

クリスマス&年末年始を太らずに乗り切った人々

日本ではクリスマスは恋人や友人と過ごし、正月を家族親戚と祝う。そのため、1年のうち一番太るのは、身内と飲食を共にし、ほとんど動くことのない年始ではないだろうか。平均して2.7㎏体重が増加するらしい。

ここオーストラリアは、日本とは反対で、クリスマスイブ、クリスマス、ボクシングデー(12月26日)の3日間、家族全員で集まり飲み食いを数時間夜遅くまで繰り返し、正月は友人と軽く祝う。正月を祝わない人も多い。そんなわけで、日本のように正月3が日を祝う習慣がないので、1月3日から普通に仕事は始まるし、クリスマスを挟んだ3日間を過ぎてしまえばそれほどの体重増加の心配はない。が、オーストラリアのアンケート調査結果によると、クリスマスを終えた直後の体重増加の平均は3㎏らしい。

1㎏の脂肪がついてしまった場合、それを落とすのに7200kcalのエネルギー消費が必要になる。3㎏なんて太ってしまったら、元に戻すのに21600kcalの消費が必要となる。

代謝の良い若い世代なら良い。1㎏すら落とすのに難儀する40以上の人間が21600kcalを消費しなければならないとなると、1時間ウォーキングを毎日欠かさず6か月間繰り返さなければならない計算になる(体重の個人差はあるが、1時間のウォーキングで大体120kcal消費できる)。

中年女性たちは忙しいのだ。少しでも時間をポジティブに有効に使う1年であってほしい。

新しい年を重い体で迎えて、そこから1年の内の半分の期間をダイエットに励まなければならないという負のループに陥らないため、今回こんな企画を立ててみた。

目標は体重の増加があったとしても、1㎏未満に抑えること。

参加してくださった皆さんは40代前半~60代前半女性。全員、無事に目標を達成することができた。以下のデータは参加してくださった一部の方々のものである。

このような動画を作成し、
日によってトレーニングするパートを分けて皆さんに行ってもらった。

クライアント様からのフィードバック

みなさん、明けましておめでとうございます🎉✨😆✨🎊

ここのメンバーの方々は私にとっては羨ましいほど痩せてらっしゃる感じなので、体重をキープされているだけでもすごいですが、私の場合は体重がすごいので、1キロ痩せたぐらいでは話になりませんし、それくらいは減ることも比較的簡単だと思います。(でも若いときより痩せにくいなんてもんじゃないですが😭)

しかし、普段ならすぐ増えてしまう体重が運動をし、食事をちょっと意識していたので、この年末に多少減ったのはここのおかげです😅

初めてこういったグループに参加させて頂きましたが、運動嫌いな私がこんなに運動をつづけられたのもまゆみ先生のおかげはもちろんのこと、みなさんの体に対する意識の高さにも感心している次第です。 まだジョギングなどをする体力はないので(おデブのあるある😆)ウォーキングを続けていますがいつかは…😅

次回のダイエットプログラムに参加させていただく私ですが 、まゆみ先生、今後もよろしくお願いいたします🙏 いつもわかりやすい動画のアップやいろいろな説明も感謝です💕

そして、明日、2023年1月2日(月)からは、こんなチャレンジがスタート!!

前回の30日チャレンジの結果はこちらからどうぞ → ダイエット ビフォーアフター総まとめ 2022