いつの頃からか、脇や背中の贅肉が下着からはみ出るようになってしまった・・・
二の腕の振袖もぶるんぶるんだ・・・

でも、もう中年だし、人から見える部分の顔だけ整えておけばいい、体なんか別にどうでもいい・・・なんて諦めてはいないだろうか。
いや、
見られてますよ、背中!
とくに、ハミ肉になっている後ろ姿は、実年齢より平均して15歳も年をとって見られるとのこと。
服を着ていてもハミ肉の主張は隠せないものだ。
毎日鏡で確認しているのは前から見える自分だけであって、後ろ姿に関しては意外に無頓着なものである。しかしながら、後ろ姿は人にはよく見られているところであり、その人間の普段の生活・生き様が顕著に現れるところでもある。
例えば、今その場にいない家族や友人の後ろ姿を思い出せと言われたら、簡単にその姿を思い浮かべることができるのではないだろうか。それほどまでに他人の後ろ姿を日常ではよく目にしているということだ。反対に自分の背中も人に常に見られているということになる。
ハミ肉の原因
・肥満
・猫背や前かがみなどの悪姿勢による弛み
・冷え
・自分のサイズに合っていない下着を着用
など。
ハミ肉を放っておくと
・リンパの流れが悪くなり、さらに脂肪がつく
・首や肩が凝る
・二の腕が太くなる
・さらに老けて見えるようになる
ハミ肉撃退エクササイズ
大胸筋、腹筋、背筋を鍛えよう!
云十年前、エアロビクスインストラクター駆け出しの頃、50前後の先輩インストラクターのバッキバキに割れた腹筋を目の当たりにして、「どうやったらそんなお腹になれるんですか?」と感嘆しながら聞いたことがある。
「そりゃーね、毎日200回腹筋してるもの」と返ってきて、衝撃的でずっと記憶に残っていた。
それで、彼女の年齢に近づきつつある自分も見習ってほぼ毎日200回腹筋のノルマを課しているのだけど、彼女の腹みたいにはどうしてもならない。
しかし諦めた途端に堰を切ったように太鼓腹になってしまいそうだったから、アプローチの仕方を変えるべく、背筋に着目することにした。
『ウェストを締めるには背中を鍛えることも大切』らしいから。
懸垂
懸垂をチューブの補助付きで行うことにした。
左側は3週間前、右が現在の私の背面である。体重に変化はないのだが、肩から背中上部にかけての筋肉の隆起がはっきりしてきたのと、ほんの少しだけウェストが細くなったように見える。ちなみに右側の背中の丸い痣はカッピング治療によるものである。
懸垂は、背筋など後ろ側の筋肉だけでなく、大胸筋や腹筋などの前側の筋肉も一緒に鍛えることができる素晴らしいトレーニングである。
チューブ3本を補助にしているのだけど、トータル30回まで達したら、1本減らす予定である。最終的に補助なしで懸垂ができるようになる頃には、さらにウェストや背中の弛みが解消され綺麗な逆三角形の背中を作れるかしら・・・と夢見ている。
Swan Studioでのブートキャンプでは、参加者様にも懸垂に挑戦してもらっている。
動画の皆様は筋トレ歴1年以上の方々である。
懸垂自体を諦めがちだが、
このように補助付きで行うとしっかり背中を鍛えることができる。
綺麗な姿勢を作るには、脊柱起立筋をはじめ、背中の筋肉が重要な役割を担ってくる。そのため、背中の筋肉が弱いと、気付かないうちに姿勢が崩れてしまう。背筋が伸びて美しい姿勢になると体への負担も少なくなってくる。 背中の筋肉を鍛えることで、しっかり真っすぐな姿勢を維持し、ハミ肉を防止しよう。
ディップス
ディップスで鍛えられるのは、肩の筋肉である三角筋や振袖をなくすための上腕三頭筋、脇ハミ肉防止のために必要な胸の筋肉、大胸筋である。
この2種類の筋トレは筋トレにだいぶ慣れてきた人向けのものであるが、Swan Studioでのブートキャンプでは、筋トレビギナーさん用のハミ肉防止エクササイズも紹介している。
