女性が50代になると
女性は50代になると女性ホルモン分泌が激減し、心と体に大きな変化が訪れます。
体の変化の代表的なものは、
・太りやすくなる
・シミと皺が増える
・毛髪の量が減少する
・骨粗鬆症のリスクが高まる
などなど。
そこで、これらの症状のスピードを緩めるために、50歳になる前にやっておくべきことは、ズバリ、
運動による骨の強化です!
骨も筋肉と同じで、運動による負荷がかかると強くなり、逆に負荷がかからないと弱くなっていくという性質があります。
運動で骨に負荷がかかると、骨芽細胞から分泌されるオステオカルシンというたんぱく質の一種が分泌されます。
オステオカルシンは骨から溶け出して全身の臓器に働きかけるため、記憶力や筋力、精力などを向上させ、若返らせてくれるのです。
オステオカルシンを分泌させるために
オステオカルシンを分泌させるためには、かかとに刺激を与えるような運動をすることが大切です。
すなわち、ウォーキングやジョギングをはじめとする有酸素運動が一番効果的です。
ステップエクササイズもかかとに程よい刺激がありますよ。
肌の老化=骨の老化
そして、じつは肌の老化は骨の老化にも関係しています。加齢を感じる目や頬のたるみは骨量の低下によるものです。
骨は大まかに分けると、カルシウム部分とコラーゲン部分半々で成り立っており、このコラーゲン部分をいかに丈夫に保つかがアンチエイジングに重要になってきます。
コラーゲンの状態を良くするためには、
・煙草を吸わない
・野菜を摂る
・糖質を摂り過ぎない
・血圧を正常にする
・有酸素運動をする
ことです。
有酸素運動が肌や骨の老化防止にいいのは、運動によってコラーゲンを作り出す線維芽細胞の働きが活発になるからです。そして、重力に対する負荷がかかると、コラーゲン生成が盛んになるからです。
健康だけでなく、美容のためにも骨の強化は必須なのです。
日頃から心身のメンテナンスをきちんとして、健康に不安のない楽しい50代を迎えたいですね。

