筋活=脳トレ
筋活とは、適切な食事と運動を習慣にして筋肉を増やす・筋力を上げるための活動のことをいいます。
運動習慣のない人の筋肉は30代から毎年1%ずつ減少していき、そのことが将来、肥満や転倒→寝たきりに繋がります。
じつは筋肉を鍛えることで、外見を整えるだけでなく、認知症やうつを予防することができるのだそうです。
健康寿命を長く保つためには、身体だけでなく脳の健康も考慮に入れなければいけませんよね。シャキッとした頭で長生きしたいものです。
普段意識していないけれど、私たちが手や足など体を動かすまでの瞬時に、こんな流れが体内で起こっています。
- 脳神経細胞が体を動かすように指令を出す。
- その信号が脊髄神経を通じて目的とする筋肉に伝えられる。
- 筋肉の収縮が始まる。
- 筋肉が動き出すと、逆に筋肉から脳に感覚神経を通じて電気信号が送られる。
- 痛みや疲れを感じるようになる。
この流れから分かるように、筋肉を動かし続けることで、脳内の神経細胞からの情報伝達が、運動神経から感覚神経へ、そして感覚神経から運動神経へと、交互に繰り返し行われることになります。つまり脳のトレーニングになるのです。
筋トレ=脳トレ
になるのです。
ZUMBAは脳トレに最高
有酸素運動を行うことで体内の血液酸素量が増えます。そうすると当然、酸素で満たされた血液が脳にも流れ込み、脳内の酸素も豊富になります。
脳内の酸素量が増えると、脳の神経細胞の活動性が向上し、記憶力や集中力がアップするなど脳パフォーマンスも高まり、認知症になるリスクが軽減するというわけなのだそうな。
認知症でも初期の段階であれば、有酸素運動を行うことによって、脳が健全な状態に戻る可能性は十分にあるとも考えられています。
私はZUMBAレッスンを行っていて、
あぁ・・今すごく脳を使っているな、自分・・・
と常日頃感じます。
これはインストラクターも参加される方々も同じだと思いますが、ZUMBAは単なるちょっときつめの有酸素運動であるだけでなく、振付を覚えその通りに体を動かさなくてはならないものであるからです。
先に述べました運動神経と感覚神経のやり取りの数が半端ないからであります。
筋活&脳トレにZUMBAはいかがでしょう? → ZUMBA® with Mayumi
筋活で心の安定を
脳内で分泌される神経伝達物質の不足がうつ病の原因に大きく関わっているため、うつ病は脳機能障害であることが最近分かってきました。
神経伝達物質の一つである、セロトニンは精神の安定を担う脳内物質であり、これが十分に分泌されることで心が安定することができます。
運動不足が長期にわたるとセロトニンの分泌量が徐々に減少していき、不安や悲しみといったストレスを感じやすくなってしまうのです。
そして、全身の血行も悪くなり、新陳代謝も衰えていきます。
このように、認知症予防と脳の健康維持のためには、適度な運動による筋力アップ、筋活が不可欠なのです。
一緒にいかがですか?