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適量でも生じるアルコールの弊害

今までは、ほどほどであれば健康に良いとされてきた飲酒ですが、最近イギリスの大学の研究チームによって、適量であってもアルコールは脳に悪影響を及ぼすということが判明したそうです。

こんにちは。糖質制限とカフェイン・アルコール断ちをしていて夜9時には就寝するため、普通の人との飲食のお付き合いができなくなっているゴールドコースト SWAN FITNESSの真由美です(詳細はこちらからどうぞ → 40代、食生活改善して2年経った今思うこと

数年前まではビールを毎日大量に摂取する日々を送っておりましたが、自分にとってビールが肥満の一番の原因であることに気づき、アルコールを一切やめて今に至ります。

やめてよかったなと思うことは、肥満防止になっているのはもちろん、夜間にトイレに目覚めることがなくなり(夜間頻尿が解消され)睡眠の質が上がったことです。

そして大好きだったアルコールが、少量であっても実は健康に悪いものなのだと知って、猶更断つことができてよかったなと思う今日この頃です。

さて、飲酒にどんな弊害があるのかというと、

アルコールで海馬が委縮する

海馬は記憶や空間学習能力を司り、アルツハイマー型認知症の最初の病変部位として知られている器官です。

アルコールを常飲している人の海馬の委縮リスクは、アルコール摂取をしていない人と比べて、5.8倍にもなるそうです。

すなわち、飲酒は認知障害のリスクの要因になるわけです。

ちなみに話がちょっと逸れますが、糖質制限をすると海馬の委縮のスピードを緩めることができます。

海馬の委縮は、脳内で作られるたんぱく質の一種であるアミロイドβが脳内に蓄積されることで起こると言われています。

体内にはインスリンを分解するインスリン分解酵素が存在しています。

糖質制限によってインスリンの分泌が抑えられると、このインスリン分解酵素はアルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβの分解に使われることになり、発症リスクを下げることができるというわけです。

アルコール断ちもですが、糖質制限をぜひぜひお勧めしたいです(こちらもどうぞ → 糖質制限が体にいい理由)。

話を元に戻しましょう。

飲酒の弊害は脳以外にもあります。

アルコールは老化のスピードを速める

ここでのキーワードはテストステロンという男性ホルモンです。

テストステロンは摂取したたんぱく質を合成させ、筋肉を作ってくれ、精神的・肉体的な元気さを維持するために必要なホルモンです。

男性のみならず、女性の若さや美しさにも重要な役割を担ってくれる大切なホルモンなのです(こちらもどうぞ → 40代のうちにしておきたい女性の老化防止)。

このテストステロンは、筋トレすると刺激されて分泌されます。

しかし、アルコールを飲むとテストステロンの分泌量は減ってしまうのだそうです。

テストステロンが不足するとどうなる?

✅ 肥満に陥りやすくなる

✅ 疲れやすくなる

✅ 疲労が抜けなくなる

✅ 睡眠不足になる

✅ イライラする

✅ 不安感・うつ症状に苛まれるようになる

✅ やる気がなくなる

✅ 性欲減退

だそうです。

では、

テストステロンを増やすには?

筋トレと食事!!

筋トレを習慣的に行うことと、動物性たんぱく質と亜鉛をたくさん含む食品を摂ることが良いのだそう。

またまた余計な話かもしれませんが(笑)、糖質制限をすると老化のスピードも緩めることができますよ!(こちらもどうぞ → 糖質制限が体にいい理由

お酒はほどほどにして、一緒に筋トレ、いかがですか?

10月5日(月)は祝日ですが、レッスンは通常通りです。