昼食後の太らない過ごし方

ダイエットをしていると、夕飯のメニューや就寝前3時間は飲食を避けることばかり念頭に置いてきましたが、最近昼食やその後の過ごし方にも着眼するようになりました。

食べた後に眠るのは、お腹に入った食べ物が脂肪に変わりやすくなるため、太ってしまうのは周知の事実ですが、昼寝は20分だけすると健康にいいし、太らないともよく聞きますよね。

でも、眠くても眠りに就くまでにまず時間がかかるから、どこから数えて20分なのかよく分からない。昼寝の前にコーヒーを飲んでおくとカフェインの作用でパッと起きられるなんて話も聞くけど、コーヒーを飲まない人間には厳しい話。そんなにうまくぴったり20分眠るなんて器用なことなんてできやしない、なんて思ったりしませんか?

私はそう思うし、カフェインも摂れないし(カフェイン断ちしました)、うまく昼寝ができないタイプの人間です。それなので、昼寝しようとすると結局1時間以上寝てしまいます。そして、次の日に体重増加しているという悲しい結果に。

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40を過ぎた頃くらいか、ランチの後に猛烈な眠気に襲われるようになりました。

貴重な時間を昼寝に費やしたくない。太りたくもない。

では、眠らずにいるにはどうしたらいいのか・・・我慢だけでは辛すぎると思っていたら、

眠くならず太らない方法を見つけました!!

 

ランチ後に急激に眠くなる理由

まず、食後の急激な眠気は、糖質の取り過ぎによるものです。

私たちの体は食べ物が体内に入ると、血液中のブドウ糖の量が増え、血糖値が上昇します。血糖値が上がると膵臓から血糖を低下させる働きをするインスリンというホルモンが分泌され、2時間程度で元の数値に戻ります。

ところが、極端に糖質を取り過ぎると一気に血糖値が上昇し、大量のインスリンが必要になります。この時にインスリンの分泌が追いつかないと過血糖という状況になり、この状態が続くと、ブドウ糖が脳に十分に行き渡らず、眠気に襲われることになるのです。

 

糖質制限で眠気予防

そんなわけで、糖質制限を始めたら、血糖値の上昇が緩やかになり、午後にほとんど眠くならなくなったのです。

糖質制限にもピンキリありますよね。この3つが良く知られています。 午後の眠気対策には、①~③どれでもいいのですが、ランチ時に主食の炭水化物を省くのがベストです。

 

①プチ糖質制限

1日の糖質摂取量を110~140gにする。

3食中1食のみ主食の炭水化物を省く(夕飯に炭水化物なしがよく知られているスタイル)。

 

②スタンダード糖質制限

1日の糖質摂取量を70~100gにする。

3食中2食、主食の炭水化物を省く(ランチにだけ主食を摂るスタイルの人が多いよう)。

 

③スーパー糖質制限

1日の糖質摂取量を60g以下にする。1食あたり10~20gにする。

主食の炭水化物は一切摂らない。フルーツも避ける。

 

※糖質制限を全く意識せず、普通に食事をしている人の1日の糖質摂取量は、軽く300gを超えるそうです。

 

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これはある日の私の朝食です。見た目がかなり悪いのですが(笑)‬
‪実際はまあまあ美味しかったです。

‪糖質は、‬

‪電子レンジでチンしたカリフラワーザク切り100g: 1.9g‬
‪ベーコンエッグ: 0.61g‬
‪醤油大匙1杯: 0.92g‬
‪マヨネーズ20g: 0.2g‬
‪ワカメコンソメスープ: 1.1g‬
‪リンゴ酢10ml: 0.8g‬

‪合計: 5.53g‬

 

私は現在、③のスーパー糖質制限をしています。2018年の終わりにプチ糖質制限を始め(糖質制限が体にいい理由)、約半年後にスタンダードに切り替え、それでも体重が増えたり浮腫みが気になりだしたらスーパー糖質制限にして、またスタンダードに戻したりして、を繰り返し今に至ります。スタンダードのときは朝食だけ主食を摂ります。

 

糖質制限生活そろそろ3年めになります。おかげ様で、その間、肥満体質であるのにもかかわらず大きな体重の変化は免れています(3か月で8キロ痩せる具体的方法)。

 

お昼に糖質を摂り過ぎたらすぐ運動を

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それでも、ランチにうっかり糖質量がいつもより多くなってしまって、眠気に襲われた場合は、食事の30分後に運動をすることにしてます。動いている間に眠かったことを忘れるし、運動終了後は眠くなくなっています。食事の直後は消化不良につながるためNGです。

食後、摂取した糖はインスリンの働きによって体脂肪として蓄積されてしまうのですが、食後30分から1時間以内に息が軽くあがる程度の運動をすることによって、糖が体脂肪に変わる前にエネルギーとして使われるようにしてあげればいいのです。

運動を行うと、

①血液中の糖からのエネルギー

②脂肪からのエネルギー

③筋肉からのエネルギー

という順にエネルギーが使われます。

食後、血糖値が上がってきた状態で運動をすれば、糖がエネルギーとして消費されます。

そうすると、血糖値の上昇を抑えることができて、脂肪を体内に溜めるのを防げるわけです。

さらに、糖質制限をしていると、活動エネルギーとして消費されずに余って脂肪に変わる糖質が少なくなるので太りにくくなります。

私はランチ終了30分後に、ZUMBAの新曲の練習や筋トレなどをするようにしています。

ZUMBA with Mayumi

忙しい40代、昼寝に時間を割かれることなく、且つ太る心配なく、健康に楽しくいきたいですね。

 

おまけ