頻尿は肥満のもと

過活動膀胱をご存じでしょうか?

40代から頻繁に尿意を覚える症状のことです。

そして、頻尿だけでなく尿漏れの悩みを訴える人も多いです。

過活動膀胱の原因は、排尿をコントロールしている自律神経系の機能の加齢による衰えと、骨盤の中で内臓を支える骨盤底筋の緩みによるもので、生活の質を大幅に低下させることになります。

 

過活動膀胱セルフチェック

  1. 一日に8回以上尿をする。

  2. 就寝時から起床時まで、1回以上トイレに起きる。

  3. 急に尿意を催し我慢できなくなる。

  4. 尿がしたくなり我慢できずに漏らすことがある。そんなことが週に1回はある。

 

上記4つのうち2つ以上当てはまるようでしたら、過活動膀胱の可能性があるので泌尿器科を受診しましょう。

 

夜間頻尿は肥満のもと

 

夜間の頻尿は睡眠の質を下げてしまいます。

その結果、肥満に陥ります。

しっかり深い睡眠がとれていないと、脂肪を溜めやすくなるからです。

睡眠不足が続くと、セロトニンが不足しうつ症状をもたらし、甘いものを好むようになります。

なぜ甘いものを欲するようになるかというと、

糖質は血糖値を上げてインスリンを分泌させます。その際にセロトニンの材料であるトリプトファンを脳内にたくさん取り込むことになるのです。

セロトニンが多く生成されるようになるとうつ症状が解消され、気持ちが落ち着くので、甘いものが欲しくなるというメカニズムになっています。


糖質過剰摂取は間違いなく肥満に繋がります。

じつはセロトニン不足は、飲酒過多も引き起こしやすくなります。アルコールはオピオイドという脳内麻薬を分泌し、多幸感を与えるからです。

 

と・・・話が脱線してしまいました。本筋に戻して、

頻尿は肥満を招く

ですが、安心してください。

運動を日常的に行うことで、筋力がUPし、排尿の力を向上させることができます。

膀胱も他の筋肉と同じで、運動神経と知覚神経が繋がっているので、全身の筋肉を鍛えることで膀胱の筋肉も鍛えられるのです。

そして、糖質を摂ることによって得られるセロトニンは運動によって分泌されます。糖質に頼ることはないのです。

運動を日常化させませんか?

 

余談ですが、私はカフェイン断ちとアルコール断ちをしてから、夜中にトイレに目覚めることがなくなりました。そして糖質制限を始めて2年経ち、心身ともに調子がいいです。

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