加齢とともに衰える筋肉に痛感しても、運動嫌いな人や過去自発的に運動をしたことがほとんどない人にとっては、何から始めたらいいのか分からないのではないでしょうか?
フィットネスインストラクターをしている私は、運動不足ということはないのですが、社会人になるまで自ら好んで運動をするタイプではありませんでした。学生時代はずっと文化部。体育の成績はお粗末なものでしたし、今でも「運動は好きか?」と聞かれたら「好きではない」と自信を持って答えられます(笑)。それなので、運動嫌いの人の気持ちも理解しているつもりです。
じゃあ、なぜフィットネスインストラクターをしているのか?
太る=自信喪失
だからです。
太ると、うまくいかないこと全てが太っているせいだと思ってしまう性質なのです。
そんな性質に反して肥満体質である自分が肥満を回避するには、フィットネスインストラクターを職業にしてしまえば、否が応でも毎日運動していて太らずにいられるだろうなと短絡的に考えたからです。
しかし、運動と一括りに言っても、スポーツは幅広くいろいろなものが存在しています。
私は音楽のないスポーツは全て嫌いです。音楽がないと苦痛でしかありません。音楽に合わせて動くエクササイズのみ好きなのです。
一旦、運動が楽しいものだとスイッチが入ってしまえば苦ではなくなり、継続することで脳内に快感物質であるβエンドルフィンやドーパミン、オキシトシン、セロトニンがたくさん分泌されるようになり、習慣化した運動生活から離れられなくなります。
ここまで辿り着けたら、もう運動不足に悩むことはなくなると思います。
だから、音楽は好きだけど、運動は苦手だという方に諦めてほしくないなと思っています。
鍛えるべきは下半身
ダイエットのための脂肪燃焼を考えるうえでも、加齢から生じるサルコペニア(筋肉量の減少・筋肉の質の低下)による躓き・転倒・骨折の予防のためにも、下半身を鍛えることは重要です。
腹筋や背筋よりも下半身!!
下半身の筋肉は全体の筋肉の70%以上を占めています。大きな筋肉を鍛えることで、代謝が向上し、脂肪のつきにくい体を作ることができます。また、下半身を鍛えると、体幹部にも大きな刺激が入るので、姿勢もよくなります。
そんな日常生活に必要不可欠な下半身の筋肉こそ、老化の影響を受けやすいです。

下半身の筋肉量減少によって起こる悪影響
運動を習慣にしていない人の脚の筋肉は30代を境に1年に1%ずつ筋肉量が減少していき、70代では若い頃に比べ40%も減ってしまいます。
脚の筋肉が減少すると、つまづきや転倒、最悪の事態ですと寝たきりの原因になります。
脚の筋肉が少ないと、血液を心臓に送り返す力が弱くなり、心臓に負担がかかります。そして他の臓器にも悪影響を及ぼします。
冷えや浮腫みの原因にもなります。
鍛えるべき4つの大きな筋肉
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大臀筋(お尻)
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大腿四頭筋(太もも前側)
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腸腰筋(上半身と下半身をつなぐ筋肉)
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腓腹筋(ふくらはぎ)
この4つをひとつずつ意識してトレーニングすることを考えると気が滅入りそうですよね(笑)。
ご安心ください。これらを一気に鍛えることができるエクササイズがあります。ステップレッスンです。
上の動画は初級レベルです。
ステップでは上記の4つの筋肉に加え、ハムストリングス(太もも裏側)や腹筋、背筋も鍛えることができます。
コリオグラフィーを段階を追ってゆっくり覚えていく作業は、脳のトレーニングにもよく、認知症の予防にも繋がります。
下の動画は中上級レベルです。
ステップは下記のスケジュールにて、行っております。
STEP with Mayumi
会場: DFC – Dance and Fitness Centre (マーメイドビーチ)
火曜 AM 9:15~9:45
水曜 PM 2:00~2:30
木曜 AM 7:00~7:30
会場: SWAN STUDIO(アッパークーメラ)
月・水・木曜 AM 10:00~10:45
SWAN STUDIOでのレッスンはすべて予約制とさせていただいています。
月・木曜日は中上級レベル、水曜日は初心者・初級レベルで行っております(参加されるメンバーさんのレベルによって変動の可能性あり)😀
DFC – Dance and Fitness Centre では初級レベルのステップを行っています。
DFCの初回のご利用は無料です。
お気軽にお問合せください。