嬉しいことがあったので、書きとめておこうと思います~。
さきほど、ネイルのOFFのためにネイリスト(英語でネイリストは間違いらしい…ネイルテクニシャンと言うのだそう)のMIKIさんにうちに来てもらってたんです。
(MIKI 0420-408-760)
MIKIさんがうちに来てくれるのは、今日4回めだったかな…
で、うちの息子、ルイも毎回MIKIさんに会っていて、だんだん馴染んできてるわけなんですが…
今日、MIKIさんがうちの玄関に入るなり、
ルイ、「こんにちはー」って挨拶したんです!!
だから?って言われそうだけど、ルイが『こんにちは』と日本語で挨拶するのを、私は生まれて初めて見て聞いたんです。衝撃です!!感動ですww
しかも、MIKIさんと私がもちろん日本語で会話しているのを聴いてたようで、ルイもなんとか日本語を話そうとする姿勢まで見せてくれたんです…
本当に嬉しかったなぁ…
すみれ日本語教室(みか先生 0416-150-510)に通い出して、3ヶ月以上経ったかな。正直に言えば、はじめ週に1回で何が変わるのかっていう疑念はありました(すみません、みか先生…)
少しでも聞き取りがUPすれば、まぁいいかなって、どこかで妥協していました。
だけど、ルイが明らかに変わってきているのを感じます。ありがとうございます!!みか先生!!
この国に来て3年目。2才半で日本を離れた息子の言語は、私が日本語で毎日話しかけているのにもかかわらず、あまりにも簡単に日本語から英語へとシフトしました。
以前のブログにも書いたのですが、息子が日本語を発しなくなることは私にとってツライものでした…私の激しいホームシックが原因でもあったのですが…まるで、自分の子どもではなくなったような、息子が別人のように感じたときもあった…自分の子どもなのに言葉が通じない…orz 息子の前で「なぜママに日本語でお話してくれないの?」と号泣した日もあった(情けないね…じゃー、なんで移住したの?って聞かれそうですが、それはまた別の機会にww)
これでは、いけない…ルイが日本語を話さなくったっていいじゃないか、自分が英語をきちんと話せるようになればいいんだ、と自分に言い聞かせ、TAFE(国が用意してくれてる移民用英語学校)に通い始めたんですね。
そこで、担任になってくれたオージーの先生に、息子の言語の話をしてみたら、意外な意見をくださったんです。
「息子さんの言語、諦めちゃだめよ。私、何人も見て来てるんだから。今は外見がアジア人のように見えない子でも、ハーフの子は成長とともに顔がどんどん変わる。大きくなってアジア人ぽくなって英語しか話せない子は大体、自分のアイデンティティに悩むのよ。かわいそうよ。母親は諦めちゃいけない!」と。
さらにその数日後、バス停でのこと。
若いかわいい西洋風wwの10代であろう男の子に英語で突然話しかけられたんです。ナンパか?と思ったけど(←あほだねw)違ったww
かわいい子 「あなたは中国人ですか?」
私 (ダイレクトに聞くなー、QLDで他人の出身国を聞くのはタブーだとTAFEで習ったばかりなのにーと思いながら…) 「日本人だよ」
かわいい子 「ボクの母は中国人なんです…」
私 「そうなんだ。あなた、全然アジア人に見えないねー」
かわいい子 「ははは。子どものときは、アジア人にしか見えなかったって皆言ってます」
と、なぜか彼は彼の生い立ちを私に語り出した。バスが遅れてて暇だったし、付き合うことにしたんですが…なんで私に話しかけたんだろ、この子…私、お母ちゃんに似てるんかしら?wwとか思いながら。
彼は中国語もしっかり話せるのだそう。驚いたことに、漢字もしっかり書けるのを見せてくれた!?そして今は日本語の勉強を始めたとのこと。ここまでは、フンフンとあまり気にもとめず聞いてたんだけど、次の一言がすごく私の胸に突き刺さったんです。
「ボクはお母さんにとても感謝してるんです。」って。
「中国語を諦めずにボクに教えてくれたことに。ボクの半分は中国人の血が流れてる。だから、どっちの言葉も話していたい」
ルイがこの子くらいになって、同じ事思うんだろうか…英語しか話せなかったら、私を責めるんだろうか…
この日、けっこう考えさせられました。
で…日本語を習わせてあげたい、と思うも、大きな日本語学校は時間的にも距離的にも難しい…しかも、息子は私に似てww集団行動が苦手…そんなときにタイムリーにも、みか先生との出会いがあり、少人数制でその子のレベルに合わせてレッスンしてくれる、すみれ日本語教室にお世話になることになったのです。あぁ、ありがたいね~。
「バイリンガルの子ども」と、いろいろ調べるうちに良いものを見つけた!!忘れないように書いておこう。
バイリンガルというより、バイカルチュラルな子どもにしてあげなきゃいけないみたい…
自分が所属する国の人間としての自信と、複数の異なる文化やコミュニティに所属するという充実感が必要なんだそう。
バイカルチュラルな子どもを育てる立場なら、勉強(日本語)を教えるのと同時にやるべきことが3つある。
1、アイデンティティの確立に悩む子ども に寄り添う。
2、複数の文化的背景のそれぞれが「活きる」環境を用意してやるように努める。
3、思春期の子どもが親のいずれかの文化に興味 を失っても、絶望せずに、長い目で見守る。
だそうです。
絶望せずにいきたいですねww あー、がんばろー!!

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